2020年10月4日日曜日

TENETさんが頭でぐるんぐるんしているので備忘録

 どうしようかなあー観に行きたいなー。などとグズグズ思っていたのですが。

そもそも一人で黙って観るんだし、平日の早い時刻に行ってみよう!

そんなこんなで観てきました「TENET」さん。


やっぱり人気の映画なんだなあ。人が多いや。

劇場入り口にてアルコール塗り塗り。爪の間もしっかり塗り塗り。ちょっと前目のちょっと右目に着席。

通勤ラッシュに引っかかり5分過ぎて入ってしまいましたが、大丈夫。落ち着いて観よう。

あとでわかったことですが、公開初日の初回だったようです←知らんかったんかい。そりゃ人も多いや。


ネタバレというほどもないですが、内容についても書くので、未見の方は以下読まない方がよろしいかと存じます。お気をつけになってください……


主人公にはお名前がないんですね。謎のミッションに挑むにあたり、タマの入ってない銃を使って的を撃ったり、なんか部品みたいのを拾い上げたり、例の時間の逆行を体験します。

この辺がもう信藤ギブ。もちろん観てて言ってることは理解できているのですが、なんというか疑似体感みたいのができない。この感覚はラストまで続いていきました。

ドラゴンボールみたいのを集めて第3次大戦を止めるのがミッションですかね。接触したセイタ―の奥さん、ほっそいですねー。

インドの武器商人と話すとこ、なぜか愛と哀しみの果てを思い出してしまった。強い女性が酒を飲むってだけですけどね。

空港で飛行機が突っ込むシーンは本物の飛行機を使ったそうで、ど迫力でした。あの謎の敵は誰なんだ?

この映画は物が壊れたりカーチェイスだり戦闘シーンだりと、破裂音や爆音など人をビックリさせる音がバンバン流れます。その度にビクーーーっとするくらい迫力がありました。

初めてIMAXで映画を観たのですが、こういうことなのかIMAX?

とにかく音が凄かった。似たような劇場の体験はあるのですが、今回の方が凄かった。そして飛行機のシーンよりも、凄かったのがカーチェイスのシーンでした。

そりゃもうちょっとしたテーマパーク。2Dなのに観ているだけでもう酔う寸前。ちょっと気持ち悪くなりそうなときには目を閉じるか視線を外せば大丈夫。でもあまり外すとなんか見逃しちゃう。頭がぐるんぐるんしながら必死でついていきました。

あれー? なんで既にカーブミラーが割れてるのだろうか?? なんか当たったっけ???

真ん中に割り込んできたのは何??


後半怒涛の回収開始です。カーブミラー納得。謎の敵納得。アルゴさん取り返すためにあっちにもこっちにも主人公が居る。

ん? 待てよ?? これ、アルゴさんをリモコンに持ち替えると…… サマータイムマシンブルース??? 椅子の代わりに回転ドア???

時間を細かくいったり来たりする場面で一旦そう思うと、もうそうとしか見えてこない私のポンコツ脳よ……


しかし。やっぱり時間の逆行ってのが今一つピンと来なかったのです。最初の的を撃つとこで主人公と同じように学習できていたら違和感なかったんだろうなあ。体感ではなく、頭で考えているうちにアクションは進んでいて間に合わない。船からの景色に「不思議ね」と静かに驚く奥さん、ご無事でよろしかったですね、私も同じ気持ちですよ。これを見てもまだピンとこないのです。最後の戦闘シーンの逆行チームと順行チームの折には涙目です。もう何がなんだか😭😭😭

逆行の攻撃で建物を破壊する部分と、順行で敵を撃つ部分が同じスクリーンで同時進行している。情報量が多すぎてついていくのに必死です。あっちもこっちもどうして同じ場所に存在できるのだろか。既にスクリーンは三密どころかみっちみちに密ですが。

逆行シーンを頭が納得して疑似体感できたら、もっともっと楽しめるんだろうなあと思うです。そこがものすごく悔しい私の脳味噌。そういえば、最初に主人公がラボみたいなとこでレクチャー受けるとき「考えるな、感じろ」みたいなことを言われてました。何度も観ればできるのだろうか。


でもこのミッションの依頼人には割と早く気付きました。ここは王道中の王道でスッキリです。リュックの根付(と言っていいのか)は何の付箋だろうと思いましたが、泣かせるとこまで王道で。

最後の最後の回収までお見事! でした。インドの倍賞美津子さんは本当のフィクサーをご存じなかったのでしょうか?


どうして主人公がアルゴさんを知っていたのかとか、ニールと出会ったのはいつどこでどうやってとか、キャットとはどうなったとか、諸々含め、多分続編あるんですよね? そういうフリですよね??

でもインターステラ―もそう思ったけど続編ないしなあ。

まずは、映画の中に入り込んで逆行を楽しめるようになりましょうか。インターステラ―ではいとも簡単に入り込めたのになあ。






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